時空の異変により、日本列島は分断され、西日本は1945年、太平洋戦争末期の戦乱の中に飛ばされた。取り残された2010年の日本では、日中間の緊張が限界に達し、東シナ海で中国東海艦隊と海上自衛隊第一護衛隊群が激突する。東海艦隊の奇襲により、危地に陥った第一護衛隊群であったが、超戦闘機F‐35Jを載せ、最新鋭兵装を施された空母『信濃』の活躍により、戦局を覆す。一方、1945年の世界では、和平の願いもかなわず、米軍の原子爆弾による本土攻撃の危機が迫っていた。最後の決戦に備え、未曾有の規模の米海軍大艦隊が沖縄に終結。同じく時空移転によって飛ばされたF/A‐18が待ち受ける決戦海上に、『大和』『こんごう』
超時空連合艦隊(3)激闘『大和』最後の決戦 (コスモノベルズ)
✍ Scribed by 草薙圭一郎
- Book ID
- 110772273
- Publisher
- コスミック出版
- Year
- 2007
- Tongue
- Japanese
- Weight
- 198 KB
- Category
- Fiction
- ASIN
- B07TC6KFXS
No coin nor oath required. For personal study only.
✦ Synopsis
一九四四年六月、連合軍はドイツ占領下の北仏に侵攻を開始した。三百万の兵を動員した史上最大のノルマンディー上陸作戦である。ドーバー海峡を埋め尽くした連合軍の艦艇。その背後には新兵装の戦艦『大和』と六航戦の空母群の姿があった。歴史を日本に有利に導くべく時空を超えてきた自衛隊の反乱艦『やまと』は、それを阻止するために追跡してきた『むさし』を撃沈したのち消息を絶っていたが、必ずこの戦場に現れると看破した山本五十六は、連合艦隊を欧州に派遣したのだ。未来兵器を装備した『大和』は、出現した『やまと』を猛攻。窮余の未来艦は時航機を作動させ、両艦はもつれあって時空を超えてしまう。両艦が飛ばされた先は二〇一〇年の大西洋。だがそこで彼らが見たものは、ニューヨーク上空で炸裂するドイツの核爆弾だった。思わぬ方向に歪曲された歴史は修復できるのか?超時空連合艦隊の最後の戦いが始まる。
📜 SIMILAR VOLUMES
一九四一年十二月八日、南雲中将率いる帝国海軍機動部隊は、オアフ島を奇襲した。空母六隻から出撃した攻撃隊は、米戦艦八隻を大破撃沈。だが湾内に敵空母は不在、なおかつ港湾・燃料施設への攻撃も不十分で、作戦は不完全に終わるかと思われた。だが、そのとき突如、未知の誘導弾が飛来して米軍施設を壊滅させ、所在不明だった空母『レキシントン』をも撃沈してしまう。作戦は当初の目的を達成し、大戦果をあげたのだ。ミサイルを発射したのは、『やまと』と名乗る謎の戦闘艦。『やまと』艦長南畝一佐は二十一世紀の海上自衛官で、この大戦で惨敗してアメリカの属国と化す日本の運命を覆し、日本を米国の軛から解き放つために未来からやってきた
有人魚雷『快天』、最新鋭戦闘機『天戦』の活躍により、米太平洋艦隊に大ダメージを与えた超戦闘空母『大和』。しかし、アメリカは、無尽蔵とも思える圧倒的国力を背景に、戦力増強を図っていた。神重徳参謀長の発案のもと、大和航空戦隊は、乾坤一擲の奇襲作戦を行なうべく、太平洋を横断、パナマ運河沖を目指し、進軍を開始した。一方、原因不明の病に苦しみながらも、未来人・志藤雅臣少佐は、海軍の新兵器開発担当である小島大佐らと協力し、零戦を進化させた驚異の双胴機『瞑風』、レーダー誘導ミサイル『雷光』を完成させる。米豪の分断を謀る日本軍は、要衝地であるポート・モレスビーの攻略を決意。大戦の帰趨を決するべく、南太平洋上で
アメリカの属国と化した日本をその軛から解き放て―太平洋戦争における日本の敗戦を覆すために、二十一世紀から時空移動した海上自衛隊の戦闘艦『やまと』。連合艦隊は未来兵器の助勢によって真珠湾の奇襲に成功し、珊瑚海、ミッドウェーの海戦にも勝利を得ることができた。『やまと』艦長南畝一佐は、さらなる進撃を具申するが、和平を望む連合艦隊司令長官山本五十六との間には次第に齟齬が生まれ始める。米国の徹底殲滅を悲願とする南畝が動いたのは、日米講和の式典の日だった。南畝はワシントンの会場から山本を拉致し、連合艦隊の再蹶起を促したのだ。だが、山本の真意を知る連合艦隊参謀たちは要求を拒否、長官を奪還すべく高須四郎麾下の
昭和17年、南太平洋の制海権を奪った連合艦隊は司令長官・山本五十六が直率する南雲艦隊の縦横無尽の機動力で米太平洋艦隊を叩き潰すと、休戦交渉を開始した。だが米国はこれを拒否、徹底抗戦の構えに出る。山本は局面を打開すべく、米本土に直接脅威を与える作戦を企図。全艦隊を駆使した奇想天外の戦略によってついにハワイ占領に成功した。一方、日本との軍事同盟を熱望するドイツだったが、日本政府はこれをつっぱね、目論見が破れた第三帝国も次第に動揺し始める。米独二国の消耗によって大きく動き始めた戦局。いよいよ窮地に追い込まれた合衆国大統領ルーズベルトは、原子爆弾の使用を決意。屈辱的講和を避けるべく、オアフ島に向けてB
戦後65年を経て、日本列島に大異変が起きた。東日本は2010年の現代に、西日本は1945年の大戦中に分裂したのだ。航空自衛隊のパイロットたちが目にしたのは巨艦に群がるレシプロ機、なんとそれは沖縄に特攻出撃した「大和」と米艦載機との死闘だったのである。疑問や矛盾を解消する間もなく、自衛隊パイロットたちは実戦に引きずり込まれてゆく。一方、物量を誇る米軍の猛攻に苦慮していた帝国陸海軍は、突然出現した自衛隊の未来戦術を頼みに反撃し、連戦連勝を得る。襲来するB‐29を航空自衛隊のF‐2とF‐15が迎え撃ち、「大和」の巨砲、対潜・対艦ミサイルが大気を裂く。東西に断裂して時を越えた日本の運命は、太平洋戦争末