連合艦隊は未来の衛星技術を活かした作戦で、オアフ島攻略に着手した。だが米軍将兵一万はかねてから地下に構築していた巨大要塞に篭城、攻防戦は膠着状態に陥ってしまう。一方、米国内ではハワイが時間稼ぎをしている間に空母を量産、ついに編制なった救援艦隊の空母十五隻が西海岸から出撃した。迎え撃つ連合艦隊の空母は十一隻。知略に優れる山本五十六は戦力差をものともせず敵艦隊の撃破に成功する。再び壊滅した米太平洋艦隊だったが、山本には懸念があった。それは未来からもたらされた史実。合衆国が開発を急ぐ原爆の存在だった。いくたび敵艦隊を撃滅しても、いずれ米大統領は原爆を実戦投入してくる。悲劇の起こる前に戦争を終わらせな
機攻戦艦「大和」(2)オアフ島の鋼鉄の嵐 (コスモノベルズ)
✍ Scribed by 草薙圭一郎
- Book ID
- 110776203
- Publisher
- コスミック出版
- Year
- 2007
- Tongue
- Japanese
- Weight
- 209 KB
- Category
- Fiction
- ASIN
- B07QS8BNGF
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✦ Synopsis
21世紀の観測衛星の技術によって、太平洋全域を一挙に掌握することが可能となった戦艦『大和』。破壊的な攻撃力に神出鬼没の機動力を得て『機攻戦艦』に生まれ変わった『大和』の率いる遊撃隊は、ミッドウェー海戦で南雲機動部隊の破滅の危機を救い、勝利を得ることに成功した。勢いに乗る連合艦隊司令長官・山本五十六は、大西洋からの敵の増援空母をすべて殲滅。ついに対米戦での日本の優位は確実なものとなったのだ。次なる標的はオアフ島。上陸作戦は、戦艦部隊の艦砲射撃によって火蓋を切った。侵攻部隊は『大和』の『神の眼』による正確無比な射撃に援護されて空と海から上陸、真珠湾に向けて怒涛の進撃を開始する。だが一方、連合艦隊の連勝が『大和』に起因していることに気づきはじめた太平洋艦隊司令部は、各部隊に『大和』への集中攻撃を指令。無敵戦艦にもかつてない危急の時が迫っていた。好評シリーズ第二弾。
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