ミッションの依頼主はタイムパトロール。分岐する時間流の細い枝の先に、ソ連がナチスに完勝し、日本もアメリカに勝利した世界があった。戦後はソ連中心の欧州条約機構と日本が結成した環太平洋連合が対立し、朝鮮半島で軍事衝突を繰り返しているという。このままでは核戦争に発展する恐れがあるのだ。「核の行使を許すな!」との依頼を愚連艦隊の大官寺長官はニンマリ笑って快諾した。旗艦空母陸奥はジェット化改装なり、甲板には最新鋭F/A‐4戦闘機が翼を並べている。大官寺は兵器マニアでもあった。第一波は寺中雪之丞率いる情報艦隊による極東軍港爆撃作戦。大戦果に全員大満足である。陸上ではジューコフ機甲師団が半島を席巻し、追い詰
平成愚連艦隊 完結!地球最強の艦隊!! (コスモノベルズ)
✍ Scribed by 羅門祐人
- Book ID
- 110769960
- Publisher
- コスミック出版
- Year
- 2006
- Tongue
- Japanese
- Weight
- 231 KB
- Category
- Fiction
- ASIN
- B07G98795G
No coin nor oath required. For personal study only.
✦ Synopsis
時空を超えて縦横に歴史世界を駆け抜けてきた愚連艦隊にも年貢の納め時がやってきた。艦隊のエネルギー総量に世界が耐えきれず、ミシミシと軋みだしたのだ。世界を守るためには愚連艦隊に消滅してもらわなければならない。だが、その前に―。タイムパトロールは艦隊が生まれた昭和世界の異常なゆがみを是正するよう求めてきた。なにせ、艦隊消滅後の世界はアメリカはグランド夫妻の喧嘩により東西に分裂。ドイツ帝国は笹本オカマ陸戦隊に征服され、ソ連は中国、朝鮮半島をも勢力下に置き、日本も金日本という独裁者に支配されているのだ。おまけに愚連艦隊を僭称していると聞いては大官寺、黙っていられるはずもない。総力を挙げて艦隊の異次元へのお引越しが始まった。再び、昭和世界は疾風怒涛、驚天動地の大混乱に巻き込まれる。その結果、愚連艦隊はいかなる未来を見出すのか!?奇想天外の大団円はもう目前だ。
📜 SIMILAR VOLUMES
かの有名な戦艦大和の沖縄特攻―昭和二十年四月七日、日本海軍のシンボルともいうべき巨艦は海底に沈んだ。あれから六十二年、一人の老婆が末期の床に就いていた。最後に望むことは「昔の彼に会いたい」ただそれだけ。彼女の心に彼はまだ生きているのだ。彼女の希望を叶えられるのは愚連艦隊のみ!だがアメリカ艦艇が海上を埋め尽くす戦場に愚製空母や戦艦を派遣して、時空変動を起こすわけにはいかない。そこで投入されたのは、愚連艦隊とっておきの新兵器・海底軍艦「仰天」である。排水量四万八千トン、限界深度千メートル、潜水巡航速度三十四ノットという、まさに化け物のような潜水艦であった。この化け物を使って大和乗員を救出しようとい
200X年、房総沖に巨大な艦隊が出現し、国民を驚愕させた。それは平成時代に存在するはずのない、戦艦6隻、空母10隻を擁する大艦隊だった。その艦隊こそ、昭和の時代を征服し、ヒトラーの復讐心によって、時空の闇に消えたと思われた我らが「愚連艦隊」の勇姿だった。悪魔の誘惑に骨まで浸かった大官寺長官が平和で穏やかな平成の海に波風をたてようと帰ってきたのだ。それだけではない。彼らは昭和時代の富を戦利品として持参していた。利にさとい日本政府が放っておくはずがなかった―。しかし古今東西、大官寺を利用した者には必ず恐ろしい罰が待っている。まして愚連艦隊の戦力ははるかにグレードアップしていたのだ。艦隊が巻き起こす
昭和17年、破竹の南進を続ける日本軍は米豪間の遮断作戦を断行。五航戦と第一機動部隊の活躍によって南太平洋の英米艦隊を殲滅した攻略軍は、ニューギニア島のポートモレスビーおよびガダルカナル島を上陸占領した。次なる標的はハワイである。時機到来と見た連合艦隊司令長官・山本五十六は異例の最前線進出を決意。戦艦大和に座乗した山本は、直率の南雲艦隊の縦横無尽の機動力でオアフ島を奇襲し、米太平洋艦隊を完膚なきまでに叩き潰すことに成功する。日本はこの機に米国に休戦交渉を要請。だが徹底抗戦の姿勢を貫く米国がこれを拒否したため、戦局はさらなる混迷の状況を呈してきた。早期講和への道を探る天皇と首脳たち。山本は苦悩する
昭和17年、南太平洋の制海権を奪った連合艦隊は司令長官・山本五十六が直率する南雲艦隊の縦横無尽の機動力で米太平洋艦隊を叩き潰すと、休戦交渉を開始した。だが米国はこれを拒否、徹底抗戦の構えに出る。山本は局面を打開すべく、米本土に直接脅威を与える作戦を企図。全艦隊を駆使した奇想天外の戦略によってついにハワイ占領に成功した。一方、日本との軍事同盟を熱望するドイツだったが、日本政府はこれをつっぱね、目論見が破れた第三帝国も次第に動揺し始める。米独二国の消耗によって大きく動き始めた戦局。いよいよ窮地に追い込まれた合衆国大統領ルーズベルトは、原子爆弾の使用を決意。屈辱的講和を避けるべく、オアフ島に向けてB
昭和11年、陸軍皇道派青年将校らによって起こされた二・二六事件。だがこの反乱は昭和天皇に、自らを利用しようとする軍の暴走を阻止することを決意させた。大権の発動によって、日本は満州国の自立を認め、中国においては蒋介石との講和を目指すことになったのだ。一方、この方針転換によって不利益を被ると考え、対日戦争開始のチャンスを虎視眈々と狙う合衆国だったが、突如ハワイ島を襲った天変地異によって、真珠湾の太平洋艦隊が大打撃を受けてしまう。太平洋における戦力低下に焦った米大統領は、先手をとるべく連合艦隊の進出するトラック環礁を奇襲。ついに太平洋戦争が勃発したのだ。米海軍は五航戦の反撃によって空母を喪失。帝国海