一九四三年一一月、日本海軍は英国上陸を目論むドイツ支援のため、戦艦「大和」を旗艦とする第一艦隊をドーバー海峡に派遣、イギリス本国艦隊を打ち破り、勝利する。だがその一方、再建なった米太平洋艦隊は、日本と南方資源地帯との海上輸送路を断ち切るため、フィリピンに迫っていた。もしここで敗北、撤退となれば、帝国の敗戦はほぼ決する──連合艦隊司令長官山本五十六大将はそう覚悟。あえて占領下のパラオとニューギニアを見捨て、フィリピン沖での海戦に賭けることを決断した。巨大空母『武蔵』を旗艦とする第一航空艦隊は、ウィリアム・ハルゼー中将率いる第三九任務部隊と対峙。そのメインマストにはZ旗が掲揚された!目指すはエセッ
零の凱歌[1]マーシャル沖の飛翔 (コスモノベルズ)
✍ Scribed by 遙士伸
- Book ID
- 110777283
- Publisher
- コスミック出版
- Year
- 2012
- Tongue
- Japanese
- Weight
- 215 KB
- Category
- Fiction
- ASIN
- B06XFS95M9
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✦ Synopsis
戦艦『武蔵』建造中止!──アメリカとの開戦が不可避となりつつある中、衝撃的な決定が海軍内を駆け巡った。日本は戦略方針を一大転換し、世界の常識だった大艦巨砲主義の殻を脱ぎすて、新戦力たる航空主兵主義を纏うことにしたのである。その中核的存在は、対米避戦を唱えながら皮肉にも陣頭に立つことになる山本五十六。戦争を望むのはアメリカの方であることを知り、やむなく勝利への準備を模索し始めたのである。その成果が、航空技術者を総力結集して開発した新型艦載機であった。米太平洋艦隊とマーシャル沖にて会敵した第一航空艦隊は直ちに奇襲を敢行!産声をあげた零式艦上戦闘機二三型の大編隊が、世界最強艦隊を震撼の渦に巻き込んでいく!!航空機の大いなる可能性に帝国の未来を賭けた男たちを描く、待望の本格的シミュレーション・ノベル、第一巻。
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