イギリス海軍の主力戦艦「ネルソン」を撃破したことにより、日本はイギリスとの単独講和を成立させる。しかし、アメリカは徹底抗戦の態度を崩さず、日本政府も太平洋における一大艦隊決戦の決意を固めた。緊迫する世界情勢のなかで、日本は第二の怪電波を傍受。海軍の暗号で組まれた電文は、大本営と政府の上部組織である最高戦争指導会議という超法規機関の設置を示唆していた…。怪電波に依存する現状に危惧を覚えた山本五十六であったが、最高戦争指導会議のもと日本は着々と最終決戦に向けて動きはじめる。圧倒的軍事力を誇る米太平洋艦隊に対して、日本海軍が密かに進める驚愕の作戦とは…!?SFの雄、林譲治が独自の歴史観のもとに太平洋
蝕・太平洋戦争(2)戦艦「ネルソン」VS戦艦「金剛」 (コスモノベルズ)
✍ Scribed by 林譲治
- Book ID
- 110776866
- Publisher
- コスミック出版
- Year
- 2004
- Tongue
- Japanese
- Weight
- 208 KB
- Category
- Fiction
- ASIN
- B07JHBRT9M
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✦ Synopsis
日本海軍の真珠湾奇襲と米太平洋艦隊の壊滅、そしてドイツ軍のモスクワ敗退…。世界各地で発生した、3ヶ月先のラジオ放送や無線電信が流れ出すという不思議な現象は、世界規模の大戦に向けて緊張を高めていた各国の情勢を一変させた。連合艦隊司令長官、山本五十六の真珠湾作戦は中止になったが、ドイツの暴走ともいえる英客船攻撃と日独伊三国同盟のため、日米開戦の幕は切って落とされる。アメリカを支援するイギリス海軍と、補給線壊滅を狙う日本海軍の通商破壊戦。貨物船を護る英駆逐艦と、日本海軍最新鋭潜水艦の息づまる攻防の行方は?そして、制海権を握るためにイギリスが送り込んだ戦艦「ネルソン」の脅威に対して、山本五十六がとった奇策とは…!?濃密な海戦の情景を、林譲治が克明に活写する異色架空戦記の第二弾。
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