「隣に死体が寝ている!」旅行作家茶屋次郎は飛び起きた。花巻温泉の宿で目覚めた彼が見たものは、一つ布団に横たわる血まみれの若い女だった。被害者が中畑亜紀江と判明したとき、茶屋は再び仰天した。彼はその名を騙るファンレターに誘われて、当地を訪れたのだ。茶屋を事件に巻き込む理由は何か!?直後、今度は平泉に近い北上川に、乳房を抉られた美女の溺死体が上がった。二人の被害者を結ぶ男の存在が浮かぶが…。二重三重の謎を旅情豊かに描く本格推理“名川シリーズ”第2弾!
紀の川殺人事件 茶屋次郎シリーズ (祥伝社文庫)
✍ Scribed by 梓林太郎
- Book ID
- 110840216
- Publisher
- 祥伝社
- Year
- 2013
- Tongue
- Japanese
- Weight
- 231 KB
- Category
- Fiction
- ASIN
- B013AQ8JEY
No coin nor oath required. For personal study only.
✦ Synopsis
名川・紀ノ川の取材で奈良・五條を訪れた旅行作家・茶屋次郎にはもう一つの目的があった。2ヵ月前に東京から帰郷し、今は当地のホテルに勤める旧知の諸越真奈美と逢うことだった。だが、二人が再会を果たすほんの直前、真奈美は客室内で何者かに刺殺された。またしても事件関係者となった茶屋は、独自調査に乗り出すが、やがて真奈美の父が関わった不可解な女性自殺事件を知る。その死の周辺を洗ううち、さらなる怪事件が……。奈良・吉野から紀伊水道へと注ぐ大河・紀の川を舞台に旅情ゆたかに贈る大好評「茶屋次郎の事件簿シリーズ」第20弾!
📜 SIMILAR VOLUMES
「手紙に描かれた風景を探してほしい」旅行作家・茶屋次郎が受け取った一通の依頼状。依頼人・朝波貴士は十年前に突然姿を消した元恋人の行方を捜していた。茶屋はその風景を、歌にもなった神田川とみて調査をはじめる。しかし、そこで見つかったのは朝波の他殺体だった――。過去の失踪と依頼人の死。茶屋が辿りついたのは、静かに深く、人の心の奥底に流れる闇だった。
「小夜子が行方不明!?」…旅先の岐阜で忽然と消えた秘書を探す旅行作家・茶屋は、行く先々で見え隠れする怪しい男の存在を掴む。だが、長良川河畔で男の刺殺体が発見され、かたわらに小夜子のハンカチが…!
東京・奥多摩から沖縄へ。梅雨寒の殺人現場に薫る女の残り香…取材先で殺人の嫌疑を受けた茶屋の独自調査が始まった!快調“名川シリーズ”第5弾。
千曲川沿いの温泉宿に旅行作家・茶屋次郎の偽者が現れた!そこで起こる殺人事件。容疑者となった茶屋は、自らの潔白をかけて調査に乗り出した。だが、そんな茶屋を嘲笑うかのように第二の事件が…。今度の死体は偽の茶屋だった!果たして犯人の狙いは?
「この子をよろしく」石狩川畔で二歳の捨て子と遭遇した時から、旅行作家・茶屋の受難は始まった。幼児の手を引き、取材を続ける羽目になった茶屋は、とある一艘の廃船に、ずぶ濡れの女の死体を発見した!