<p>いかなる背景と環境のもとに、敦煌の絢爛たる文化は開化・繁栄・衰退していったか。漢・魏時代から、隋・唐を経て明・清時代にいたる各時代の特色を明らかにする。</p>
敦煌の自然と現状: 講座敦煌1
✍ Scribed by 榎 一雄 責任編集
- Publisher
- 大東出版社
- Year
- 1980
- Tongue
- Japanese
- Leaves
- 467
- Series
- 講座敦煌
- Category
- Library
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✦ Synopsis
敦煌を初めて自然地理学の目から見た「敦煌を中心とする地域の自然環境」を巻頭に「敦煌探検」「外国人の記録に見える敦煌」等、敦煌を中心とする文化の背景を知るのに最適な書。
✦ Table of Contents
奥付
凡例
はしがき by 榎一雄
目次
Ⅰ 敦煌を中心とする地域の自然環境 by 保柳睦美
一 基本的史料
1 地図
2 人工衛星写真
3 これまでの調査報告寰
二 西域への門戸としての敦煌
1 地形的特色
2 北道と南道
三 敦煌東部地方の地表状況
1 礫石緩斜面および扇状地と耕地
2 遺跡の位置と分布
3 乾燥した地表
四 風、気温、降水量
1 強風の方向と分布
2 気温と降水量
五 祁連山系とその山麓地帯、ツァイダム盆地
1 祁連山系
2 河西通廊山麓地帯の開拓
3 祁連山系の河谷地帯
4 ツァイダム (柴達木) 盆地の自然と交通路
六 北方山地と敦煌
1 北方山地の自然
2 特殊な水利様式、敦煌との交通
3 オチナ川 (弱水) 沿岸
結語
Ⅱ 敦煌の現状(一九七九年五月) by 金岡照光
一 まえがき
二 団の構成と日程
三 上海より敦煌まで
四 敦煌県城より莫高窟まで
五 敦煌文物研究所における懇談
六 莫高窟の見学
七 敦煌文物陳列館
八 敦煌県敦煌文化館
九 陽関・沙州城址・月牙泉等
Ⅲ 敦煌探検・研究史 by 梅村坦
はじめに
一 敦煌莫高窟千仏洞の探検と敦煌文書
1 敦煌古文献の発見
王道土と石室の発見
発見の最初の反応
2 敦煌文物の持ち出しと中国
ロシア商人
スタイン
ペリオ
ベリオと清朝の学者たち(中国敦煌学の濫觴)
吉川小一郎と橘瑞超
オルデンブルク
中華民国政府の措置
ウォーナーと陳万里
二 敦煌研究史の概観
1 スタイン敦煌文献
2 ペリオ敦煌文献
3 ソ連・台湾の敦煌文献
ソ連の敦煌文献
台湾の敦煌文献
4 中国の敦煌文献と敦煌学
5 日本の敦煌文献と敦煌学
むすびにかえて
Ⅳ 外国人の記録に見える敦煌 by 榎一雄
一 プトレマイオス
1 ブトレマイオスの記事
2 記事の素材と年代
3 マリヌスの時代のターリム盆地
二 ソグド商人の手紙
『ソグド商人の手紙』(ライヘルト 訳)(蔀勇造 訳)
三 マルヴァジー・フドゥード=アル=アーラム・ガルディージー・アル=ビールーニー
『歴史の美しさ』(ガルヂィージー 著)(志茂碩敏 訳)
四 マルコ=ポ—ロ
『東方見聞録』(モウル集綴本)(大島立子 訳)
五 ブルヂェワーリスキイ
『ザイサンからハミを経てチベット及び黄河上流へ』第五章(プルヂェワーリスキイ 著、菅野裕臣 訳)
六 クライトナー(セーチェニイ調査団)
七 ボナン
八 スタイン
九 ベリオ
十 マンネルヘイム
『アジアを西から東に横断して』(大島立子 駅)
十一 敦煌紀行文献目録 by 大島立子
Ⅴ 日本人・中国人の記録に見える敦煌 by 金岡照光
一 日本人の敦煌記録
1 まえがき
2 いわゆる「敦煌学」の範囲と対象について
3 大谷探検隊の記録
莫髙窟千仏洞の記録
敦煌城及びその周辺について
革命と敦煌
4 その後の訪煌記録
二 中国人の敦煌記録
1 まえがき
2 向達氏の調査
3 その他の訪問記
執筆者略歴
講座敦煌全13巻内容案内
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<p>偉大な文化を生み出した敦煌の人々の生活はどうであったか。社会の構成、生産・流通、寺院の性格・役割、庶民生活など多様な主題について、あらゆる資料を駆使して興味深く描く。</p>
<p>道教研究史において敦煌の道教およびその典籍がいかなる意義を有するかを明らかにし、加えて仏教思想との交流上注目すべき点をも明らかにする。敦煌の民間信仰を知る上での貴重な一書。</p>
<p>敦煌文学をその形態から、講唱体類・散文体類・韻文体類に分類し、敦煌出土文献を整理してその特徴を詳述する。これまでの敦煌文学の研究成果を一望できる好論集。</p>
<p>ウイグル語・コータン語・ソグド語・チベット語で書かれた敦煌文献の内容や特徴を紹介する。特にチベット語文献については、仏教書・史書・私文書・公文書・法律文書などを翻訳・紹介する。</p>