<p>いかなる背景と環境のもとに、敦煌の絢爛たる文化は開化・繁栄・衰退していったか。漢・魏時代から、隋・唐を経て明・清時代にいたる各時代の特色を明らかにする。</p>
敦煌の社会: 講座敦煌3
✍ Scribed by 池田 温 責任編集
- Publisher
- 大東出版社
- Year
- 1980
- Tongue
- Japanese
- Leaves
- 507
- Series
- 講座敦煌
- Category
- Library
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✦ Synopsis
偉大な文化を生み出した敦煌の人々の生活はどうであったか。社会の構成、生産・流通、寺院の性格・役割、庶民生活など多様な主題について、あらゆる資料を駆使して興味深く描く。
✦ Table of Contents
奥付
はしがき by 池田温
凡例
目次
Ⅰ 社会の構成と推移
在地豪族・名族社会 : 一~四世紀の河西 by 白須浄真
はじめに
一 前漢時代の河西開発とその社会
二 群集古墳群の形成と在地豪族層の成立
三 在地有力豪族の出現
四 巨大塼室墓の造営と在地豪族層の分解
五 在地有力豪族の中央官界進出と名族の出現
六 河西王国と名族社会
おわりに
簡牘よりみたる漢代辺郡の統治制度 by 永田英正
一 漢代の地方統治組織一般
二 辺郡の統治組織
三 帳簿と統治制度
唐代敦煌社会の外貌 by 菊池英夫
敦煌社会の変質 : 中国社会全般の発展とも関連して by 堀敏一
はじめに
一 唐代前期の敦煌社会
二 民衆の身分的・階級的分化
三 民衆自治の発達
おわりに
住民の種族構成 : 敦煌をめぐる諸民族の動向 by 梅村坦
一 華戎の交わり
二 ソグド人
三 チベット系諸族
四 ウイグル人ほか
五 モンゴル人の流入
Ⅱ 生産と流通
敦煌の土地制度 : 均田制施行を中心として by 杉山佳男
一 沙州図経(P二〇〇五)よりみた敦煌の農業
二 計帳様文書(S六二一一)よりみた敦煌の土地制度
三 唐代戸籍よりみた敦煌の土地制度
附記
敦煌の水利 by 佐藤武敏
はじめに
一 敦煌地方の水利史
二 唐代の水利施設
三 水利施設の管理
四 水の利用
おわりに
敦煌の流通経済 by 池田温
前言
一 通貨の変遷
二 流通のにないて
三 外来商人
あとがき
Ⅲ 寺院と生活
高窟千仏洞と大寺と蘭若と by 土肥義和
一 莫高窟と窟寺
二 莫髙窟の性格
三 敦煌仏教教団大寺の増建
四 敦煌の蘭若
晩唐・五代の敦煌寺院経済 : 収支決算報告を中心に by 北原薫
はじめに
一 敦煌社会と寺領荘園
二 寺院がはたした経済的役割
三 吐蕃占領下での寺領経営と寺戸身分
四 五代に於ける浄土寺会計報告書の紹介
五 収支決算から見た寺院経済のなりたち
おわりに
敦煌の庶民生活 by 長澤和俊
はしがき
一 庶民の戸籍と土地
二 庶民生活と社の関係
三 吐蕃支配期の庶民生活
執筆者略歴
講座敦煌全13巻内容案内
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