元首の座に就く者を一心に敬愛してきた純真無垢な細工師ルーカは、戒律により、若き元首アルトゥーロへ嫁ぐことに。毎夜、執拗に愛されて彼しか見えなくなっていくルーカ。だが、抱かれるたびに両手の自由を奪われること、そしてそれに安堵する彼の姿が気がかりだった。清廉でありながらどこか壊れそうな彼を気遣うルーカは、ある日、自分がいることでアルトゥーロの立場が危うくなると知り、苦渋の決断をするのだが…。
龍王の寵花 (ソーニャ文庫)
✍ Scribed by 鳴海澪
- Book ID
- 110848387
- Publisher
- イースト・プレス
- Year
- 2014
- Tongue
- Japanese
- Weight
- 1 MB
- Category
- Fiction
- ISBN-13
- 9784781695266
- ASIN
- B00JXHPKCY
No coin nor oath required. For personal study only.
✦ Synopsis
両親を早くに亡くし、王城で働く兄と二人きりで生きてきた蓮花。しかしある日、兄が王に毒を盛ったと疑われ共に捕らえられてしまう。兄を信じて庇う蓮花は、王である真龍に「兄の命を救いたければ、俺に一生を捧げろ」と後宮に閉じ込められ……。冷酷な真龍に服従を強いられ、蹂躙される日々。だが、蓮花を支配しようとする彼の胸には消えることのない悲しみが隠されていた。真龍の傷ついた心を知って、寄り添いたいと思い始める蓮花だったが――。
📜 SIMILAR VOLUMES
母と二人で慎ましく生きてきた八重は、ある日突然見知らぬ男たちに攫われてしまう。彼女を連れ去ったのは、異能の力で政財界を牛耳る九鬼家の当主・龍月だった―。「お前は、俺の子を孕むための器だ」と、龍月に無垢な体を無理やり開かれ、軟禁された部屋で毎晩のように欲望を注ぎ込まれる日々。だが、冷酷な言動の裏にある龍月の孤独に気づきはじめ…。本当の彼を知るたびに、いつしか八重の心は囚われていき―。
他国から神聖視される飛鳥族の姫として大事に育てられてきた沙良は、病気の弟の治療を条件に大国ガーディアルの王であるシルフィードと結婚する。年上の優しい彼を兄のように慕う沙良だったが、国での彼は、冷血な王として臣下や民たちから恐れられていた。そのうえ沙良の血筋を利用しようとしていると聞かされて……。沙良の不安を打ち消すように、愛の言葉を囁くシルフィード。彼の愛撫に蕩かされていく沙良だったが――。
耳を塞ぎたくなるような水音、激しい息づかい、時折漏れる甘い声…。二人の間から生まれるその音は、生者のいない城内に虚しく響く。国を滅ぼされ、ただ一人残された姫・美濃は、絶対的な力を持つ神子・多摩に囚われ純潔を奪われる。人の感情がわからず、愛し方など知らない多摩は、美濃にただ欲望を刻みつけることしかできない。美濃の全てが欲しいのに、なぜかいつも何かが足りない。答えが出ぬまま美濃を求め続ける多摩だったが…。
君への愛が、僕を殺す。 辺境伯の娘アマーリエは、初恋の人エリクをずっと想い続けていた。幼いころに出会い、家族同然に育った彼は、ある日、謎の病に倒れたアマーリエを救うため、どこからか特効薬を持ち帰ったあとで突然姿を消したのだ。それから六年、彼女の前にエリクとそっくりな騎士コンラートが現れる。彼をエリクだと確信して詰め寄るアマーリエだが、彼は迷惑そうに否定すると「よほど男が欲しいのですね」と嘲り、淫らなキスを仕掛けてきて……。
幼いころ、記憶をなくして森でさまよっていたところを、王子サミュエルに拾われた少女リル。サミュエルは、そんな彼女を猫として飼い始め、溺愛するようになる。森の奥深く、訪れる者のほとんどいない離宮で、いつしかふたりは互いの身体に溺れるようになるのだが…。リルの過去を知る者の出現で、優しかった王子の様子が豹変し―。