𝔖 Scriptorium
✦   LIBER   ✦

📁

陸軍中野学校全史

✍ Scribed by 斎藤充功


Publisher
論創社
Year
2021
Tongue
Japanese
Leaves
629
Series
論創ノンフィクション 013
Category
Library

⬇  Acquire This Volume

No coin nor oath required. For personal study only.

✦ Synopsis


ついに秘密戦学校のすべてが明らかになる!
昭和13年、諜報、謀略、防諜活動のための工作員養成を目的に作られた陸軍中野学校。軍服を脱ぎ、背広を着て、「見えない戦争」を戦った諜報エリートたちは、徹底した教育・訓練を受け、世界各地で〝秘密工作〟の数々を実行した。知られざるスパイ学校の実態。卒業生たちの戦後。長年、中野学校の取材を続けてきた斎藤充功の仕事が、ここに結実する!

序章 帝国陸軍のインテリジェンスの歴史
第一章 異色の軍学校「陸軍中野学校」とは、どんな学校だったのか
第二章 封印されてきた数々の極秘計画
第三章 特殊工作の真実
第四章 一四人の証言
第五章 陸軍が主導して創った巨大商社
第六章 陸軍中野学校と陸軍登戸研究所の強い絆
第七章 陸軍中野学校と戦後情報機関
第八章 受け継がれた中野の遺伝子
第九章 スパイマスターの虚構と現実
資料1 日本陸軍情報戦略史
資料2 陸軍中野学校破壊殺傷教程
資料3 昭和通商株式会社定款

✦ Table of Contents


表紙
本扉
目次
承前 陸軍中野学校全史を刊行する著者の恩ぃ
なぜ中野学校に関心を持ったのか
「決定版」としての意味
「雪作戦」とは何か
「感謝の言葉を述べて、受話器を置いた」
1940年代の在米ソビエトスパイネットワーク
スターリン登場
対日戦争で米国の国力を削ぐ
歴史の必然性を解明する
序章 帝国陸軍のインテリジェンスの歴史
明石元二郎に託された「四〇〇億円」の機密費
ロシア、英国にも匹敵する陸軍の情報収集能力
シベリア出兵を契機として誕生した「特務機関」
ハルビン特務機関組織図
防諜機関「ヤマ」から「中野学校」へ受け継がれたインテリジェンスの系譜
“情報を制する者は世界を制す“
第一章 異色の軍学校「陸軍中野学校」とは、どんな学校だったのか
留魂祭に集う老戦士たち
小野田寛郎(中央)と箪者(右). 本校で和泉部隊の教官だった三丙出身の小俣洋三(左)
真実の姿を追う旅
戦死率一三・六%
諜報員たちの戦後史
エリート蓑成機関「陸軍士官学校」との違い
石原莞爾の参謀本部改編の目的
科学的防諜機関の誕生
ヤマ機関組織図
斬新な教育カリキュラム
陸軍中野学校のカリキュラム
残置諜者・小野田寛郎が卒業した「二俣分校」
二期生の証言
「忠臣蔵」から「忍術」、そして「国体学」
徹底的に叩き込まれた「スパイ」のノウハウ
登戸研究所で製造していた各種のスパイ道具
乙種学生・「乙二長」出身櫻一郎の証言
「中野は語らず」
創成期の中野学校
戦争中期の中野学校
不明者はどこへ行ったのか
第二章 封印されてきた数々の極秘計画
中国経済を壊滅せよ!
「杉工作」組織相閲圏
杉工作の実態とは
久木田証言
久木田証言2
久木田証言3
杉工作のアイデアはナチスにあったのか?
宮城占拠の密議——近代史の一片が刻まれた「駿台荘」
語られたクーデターの謀議の真相
予期せぬ展開
不発に終わった八・一五事件
皇統護持工作——戦後の国家再建構想から生まれた計画
勝沼に疎開していた北白川宮道久王
石打村にバー・モウが亡命していた
「本丸工作」と「東工作」の行方
猪俣の考えた奇策
バー・モウの自首と仲間の逮捕
皇統護持工作に隠された意図
”東武皇帝“の血脈という切り札
東武皇帝の復活と新天皇擁立という極秘計画
第三章 特殊工作の真実
樺太・対ソ情報戦——北緯五〇度線を挟んだ熾烈な戦い
北方情勢要図・樺太要図
南樺太の情報活動の始まり
先住民とその工作の実態
敷香陸軍特務機関編成表
ロシア人も使った情報収集
その後の特務機関の活動
勇猛な台湾「高砂族」と陸軍中野学校の関係
参謀本部の狙い
門脇朝秀の証言
門脇朝秀氏
戦後高砂族との邂逅
終戦直後の富岡校の動向
富岡に移転した陸軍中野学校配置図(昭和20年4月)
昭和20年当時の陸軍中野学校の配置図
遊撃戦の教官として迎えた終戦
GHQ潜入工作は組織がバックアップ
小俣は潜入工作で何をやったのか
マッカーサー暗殺計画始動
斎藤聡の証言
三つのグループの繋がり
IはDグループのメンバーなのか
驚くべき真相
樵小屋の見取図
暗殺は終戦直前に計画された
戦後、極秘に作られた”白団“
重慶側要人の送還工作
卒業生の国外工作
新穂少佐の追した「西部ニューギニヤ横断記」
新穂智という人物
兵要地誌は「博物誌」
神機関の行動経路
一期生の固い結束
英国総領事館襲撃計画
神戸事件と中野学校
真相とは何であったのか
第四章 一四人の証言
証言1 戦犯になった一期生
証言2 処刑された米軍捕虜
証言3 天皇専用特別装甲車「マルゴ車」
天皇陛下専用装甲車マルゴ車
証言4 中野学校の教科書
『戦術』を手に、中野学校について語る斎藤氏
証言5 戸籍を消して戦後を生きる
証言6 僧侶となった工作員
三丙出身の小田氏(亡くなる2年前に撮影)
証言7 コードネーム「A3」
満洲全域図
佐藤正氏
証言8 シベリアに抑留された三丙出身者
江田三雄氏
証言9 特殊機材の実験隊
土屋四郎氏
証言10 極秘ミッション”ヨハンセン工作“
富田四郎氏
証言11 自決し損なった一九歳の下士官
大原茂嘉氏
証言12 戦犯を免れたA少尉の話
稲垣茂樹氏
証言13 小野田少尉と丸福金貨
丸福金貨
ルバング島略図
証言14 関東軍最後の伝書使としてモスクワで拘束された卒業生
中村十一氏
関東軍司令部参謀部第二課 組繊図
第五章 陸軍が主導して創った巨大商社
幻の商社「昭和通商」
児玉誉士夫の証言
昭和通商の概要
社員のOBが書いた『阿片と大砲』
知られざる阿片ビジネス
一〇トンの生阿片
「阿片機関」興亜院
「楠本機関」を追う
昭通と「民族研究所」
終戦直後の密輸事件
昭通OBが語る戦後
第六章 陸軍中野学校と陸軍登戸研究所の強い絆
極秘兵器と機材の研究と開発
各地の諜報活動を支えた登戸の技術力
二つの組織の密接な関係
極秘機関の両軸の終焉
【登戸研究所の組織】
【陸軍中野学校組織図】
日本を捨てたひとりの男
上海三人衆
里見甫氏
戦後、明暗を分けた満州と南方
第七章 陸軍中野学校と戦後情報機関
米国の下請けではじまった日本の情報機関
自衛隊調査学校を創った中野関係者
引き継がれた中野学校の教育
三島由紀夫と山本舜勝
続・自衛隊情報学校は中野学校を継承していた
陸軍中野学校から陸自情報学校へ変遷図
日本の情報機開相関図
GHQの陰謀と囁かれた下山事件
下山事件とは
情報提供者
アメリカに住む中野学校卒業生
GHQのインテリジェンス・ビル
奥山を訪ねて
点と線を結ぶ
事件をさらに追う
遠のいた核心
第八章 受け継がれた中野の遺伝子
敗戦を機に消滅したはずだった中野学校の歴史
行方不明になった中野の卒業生
金良賛の戦後の軌跡
内閣調査室 組織図
中国には、五つの(ミサイル)のセンターがある
中野学校卒業生に間違われた「最後の抑留者」
中国での謀略工作
深谷と望月の関係
中国の核実験情報
第九章 スパイマスターの虚構と現実
映画に見るインテリジェンスの世界
日本における本格的なスパイ映画
ナチスが誇った世界最強の暗号機・エニグマ
ふたりの天オによって解読された暗号
関東軍情報部長・秋草俊少将—スパイマスターと呼ばれた男
補佐官時代の秋草中佐
次男・秋草靖の証言
ロシア共和国刑法第五八条
閣下おひとりでお逃げください
資料1 日本陸軍情報戦略史
1894(明27)~1907(明40)
1908(明41)~1915(大 4)
1916(大 5)~1921(大10)
1922(大11)~1930(昭 5)
1931(昭 6)~1938(昭13)
1939(昭14)~1945(昭20)
資料2 陸軍中野学校破壊殺傷教程
第1編 一般通則
第一章 意義
第二章 破壊殺傷法の目的ならびに関連
第三章 破壊殺傷法の本質
第四章 破壊殺傷要員の戒律
第五章 破壊殺傷に関する一般原則
一、諜報工作と破壊殺傷工作の異同
二、破壊に関する時間的空間的観察
三、詭計
四、破壊抵抗
五、破壊効果
六、破壊行為と戦争行為との異同
第六章 破壊工作上の一般着眼
第七章 破壊偵察概説
第八章 破壊牽制
第九章 破壊指導者と部下の連絡
第十章 破壊の手段ならびに効果
第十一章 技術破壊
第十二章 工場破壊
第十三章 都市破壊
第十四章 破壊殺傷工作における平素の準備大綱
第十五章 破壊計画の策定要領
第十六章 変装の概説
第2編 破壊法
第一章 破壊謀略実施のための準備
第一節 相手国に関する情報収集
第二節 謀略要員の獲得、培養及び教育
第三節 相手国に対する謀略拠点の構成
第四節 謀略資材の整備
第二章 破壊目標
第一節 破壊目標選定の要旨
第二節 破壊目標の種類
第三章 破壊準備
第一節 破壊目標の情報収集
第二節 破壊計画の策定
第四章 破壊実施
第五章 各種目標に対する破壊
第一節 交通施設の破壊
第一款 鉄道施設の破壊
停車場の破壊
下部建築の破壊
上部建築の破壊
輪転材料の破壊
第二款 道路の破壊
第三款 航空施設の破壊
地上施設の破壊
航空機の破壊
第四款 航路施設の破壊
港湾施設の破壊
船舶の破壊
水路の遮断(面)
資料3 昭和通商株式会社定款
發起人
参考文献
〈書籍〉
〈雑誌・紀要・会誌・郷土史・外交資料〉
〈新聞〉
〈私家版 (手記等)〉
〈蒐集資料 (斎藤津平所蔵)〉
あとがき


📜 SIMILAR VOLUMES


陸軍中野学校秘史 [完全保存版]
✍ 斎藤充功, 歯黒猛夫 📂 Library 📅 2013 🏛 Daiapuresu 🌐 Japanese

<span>諜報! 陰謀! 攪乱! 戦後68年目に明かされた新事実 CIA,KGB,MI-6、モサド…各国の諜報スパイ組織に決してひけをとらないスパイ組織が日本の陸軍中野学校だ! ただ、その実態、組織の全貌は戦前戦後を通じて極秘扱いでほとんど、表に出てくることはなかった。本企画はその信じられない実態と、戦後の歴史にまでその足跡を残した陸軍中野学校の全貌と歴史に与えた影響を豊富な資料に基づき解き明かそうとする試みである。メインライターであるノンフィクション作家の斎藤充功氏が長年にわたり収集した多数の未公開資料を初めて公開! また、発掘史料も多数!</span>

陸軍中野学校―秘密戦士の実態
✍ 加藤 正夫 📂 Library 📅 2001 🏛 Kojinsha 🌐 Japanese

 インドネシア、マレーシア、ビルマ、インドの独立に貢献した男たちの戦い。「中野は語らず」の不文律のもと、闇の中に封じ込められていた“秘密戦士養成機関”の驚愕の実相。  総数2500余名、パレンバンの落下傘降下、レイテ飛行場強襲の薫空挺隊など、世界のいたるところであらゆる任務に就いた…。「中野は語らず」の不文律のもと、闇の中に封じ込められていた「秘密戦士養成機関」の実相。

陆军中野学校
✍ [日] 畠山清行 📂 Library 📅 1984-4 🏛 群众出版社 🌐 Chinese