もはや日米開戦は不可避。苦悩の色を濃くする連合艦隊首脳部の前に、吉凶の判断のつかぬ連絡が入った。横須賀沖に、謎の航空母艦が突如現われたという。飛行甲板に日の丸を背負ったその艦は、装甲空母『関ヶ原』と名乗り、対爆撃防御としてアングルド・デッキ(飛行甲板)を装甲化した本格派攻撃型航空母艦だった。昭和16年、日本海軍技術陣には発想すら不可能な超空母であり、第7の空母として帝国海軍に編入された。この艦を建造したのは、沖縄にある民間造船企業の『那覇ドック』。その社長・轟木真之介の思惑は何処にあるのか、そして謎に包まれた行動…。機動部隊の一員として勇躍太平洋に赴いた装甲空母『関ヶ原』は反復攻撃を敢行、真珠
装甲空母「関ヶ原」(2)ミッドウェー撃砕! (コスモノベルズ)
✍ Scribed by 吉田親司
- Book ID
- 110776880
- Publisher
- コスミック出版
- Year
- 2004
- Tongue
- Japanese
- Weight
- 230 KB
- Category
- Fiction
- ASIN
- B07JXSQLZT
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✦ Synopsis
帝都発空襲!ドーリットル隊の東京直接空襲に帝国海軍は震撼した。日本本土へ肉薄するハルゼィ機動部隊に立ち向かうは装甲空母“関ヶ原”ただ一隻。真珠湾での傷を癒した“関ヶ原”は錨を上げ、アメリカ艦隊へと突進を開始した。菊の御紋章を持たぬ民間空母のオーナーは『那覇ドック』社長・轟木真之助。彼は未来を垣間見た者としての責務を果たすべく、横須賀と神戸で暗躍を続ける。そして運命のミッドウェー海戦が勃発!帝国日本海軍を待ち受ける敵将スプルーアンス提督率いるアメリカ空母部隊。空母四隻を引き連れた山口多聞少将は用兵の妙を見せ、敵を屠るも、やはり悪しき歴史は繰り返した。この事態に装甲空母“関ヶ原”はどう動くのか?そして山本五十六大将直率の戦艦“大和”は間に合うのか!?初夏のミッドウェー沖に日米両軍の死闘が展開する…。
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