アレシュの情熱に堕ちてしまったエステルだが、未だに自分のような年増を王が本気で愛しているとは信じられない。王宮での暮らしの中で、王を理解する人々に接しながら、やがてエステルの気持ちは王へと傾いていく。そんなある日、エステルは王宮図書室で偶然にもかつての婚約者オルクと再会。もし、あの時、無理矢理にでもこの人についていけば……。つい口をついてしまった恨み言にオルクがエステルに告げた。アレシュ王を愛しているのなら、その想いに忠実であるべきだ、と。愛してる? 私が? 王を? エステルの揺れる気持ち。そして手にした本に秘められた王の物語とは……?
若き賢王は初恋の年上教師を愛してやみません (上) (こはく文庫)
✍ Scribed by 深森ゆうか
- Book ID
- 110839972
- Publisher
- くるみ舎
- Year
- 2019
- Tongue
- Japanese
- Weight
- 66 KB
- Category
- Fiction
- ASIN
- B07PN5JNRT
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✦ Synopsis
ブレイハ領主の令嬢に家庭教師として就いていたエステルは、お忍びで滞在するアレシュ王に物語を聞かせてほしいと頼まれて、親しくなっていく。わずか11歳で両親を亡くし、幼いながら王位を継いだアレシュは、その重圧から逃れるように休養に訪れていたのだ。エステルの語る物語の数々に心を癒やしていくアレシュ。やがてエステルはアレシュから妃候補として王宮に来ないかと突然言われ、戸惑いを隠せない。エステルはアレシュよりも年上で、しかも婚約者までいるというのに!? そして8年後、アレシュは本当にエステルを王宮に迎え入れる。しかし自分が婚約を破棄されたのがアレシュの仕業だったことを知ったエステルはショックを受け……。
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