三年ぶりで恋しい玉虫、初めて見るわが子を故郷・熊野本宮に訪ね、束の間の嬉しい逢瀬を過ごす弁慶に、時代の激動は幸せを味わうゆとりさえ与えてくれない。源氏旗上げに奔走する快傑・弁慶だったが、平清盛の専横はきわまり、人心は平家を離れた。長い雌伏のときは過ぎ、源氏再興の機運は熟しつつあった。旅回りの傀儡の群れに身をひそめた弁慶は、はるか奥州の義経を偲び、たぎる血をなだめていた。 NHK大型時代劇原作。
武蔵坊弁慶(一)玉虫の巻 (講談社文庫)
✍ Scribed by 富田常雄
- Book ID
- 110777173
- Publisher
- 講談社
- Year
- 1986
- Tongue
- Japanese
- Weight
- 136 KB
- Category
- Fiction
- ASIN
- B07DHMJ24W
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✦ Synopsis
源氏再興に義経と行動を共にし、衣川で果てたわれらが弁慶は、身の丈2メートル、130キロの巨躯にみなぎる怪力に似ず、美女・玉虫との恋に身を灼く純情な青年でもあった。正義感に燃えてふるった蛮勇のせいで比叡山を追われた弁慶を待つものは……。剛力無双のヒーロー・弁慶の波乱万丈の生涯を描く痛快巨編。男の強さ、優しさ、哀しさがみなぎる、NHK大型時代劇原作にもなった全10巻。
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