東久邇宮の太平洋戦争と戦後:陸軍大将・首相の虚実 一九三二~九〇年
✍ Scribed by 伊藤 之雄
- Publisher
- ミネルヴァ書房
- Year
- 2021
- Tongue
- Japanese
- Leaves
- 484
- Category
- Library
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✦ Synopsis
「最も期待された皇族」とも言われ、様々な逸話も多い東久邇宮稔彦王は、その後半生をどのように生きたのか。日中戦争からアジア・太平洋戦争、そして戦後という激動の時代にどう向き合い、どんな影響を与えたのか。本書では、首相としてのリーダーシップ、開戦過程や終戦工作などでの動き、さらには実態から離れた自己イメージをいかに創出していったかを、一次史料から明らかにする。
はしがき
皇室と東久邇宮家をめぐる略系図
序 章 政治家・軍人皇族としての東久邇宮
1 近代天皇制下の天皇・皇族の役割と東久邇宮
2 本書の課題
3 満州事変までの東久邇宮稔彦王の歩み
第I部 日中の緊張から日米開戦へ
第一章 対立する二派から期待され揺れる
1 自らの限界理解の甘さ
2 日中戦争への態度
第二章 日米関係の悪化をみる
1 宮の欧米観
2 近年の日米開戦過程の研究状況(補説)
3 日米対立を避ける最良の機会をなくす
第三章 日米危機回避の最後の試み
1 近衛首相の日米交渉への期待
2 気迫に欠ける東久邇宮
3 日米関係の危機を誰が感知し得たか
第四章 日米開戦への道
1 東久邇宮内閣への自負心
2 日米開戦
第II部 アジア・太平洋戦争下の揺れる態度
第五章 東条内閣の戦争指導と東久邇宮
1 厳しい戦況認識とはっきりしない態度
2 戦況改善の模索
3 東条内閣打倒への行動
第六章 新しい戦争指導体制と講和の模索
1 講和のための戦争指導
2 講和模索のはかない動き
3 陸軍省首脳の刷新構想
第七章 降伏への道
1 繆斌工作
2 「終戦」か「本土決戦」かの状況下で
3 「終戦」への貢献
第III部 戦後日本と自己イメージ創出
第八章 東久邇宮首相の功罪
1 内閣の初期の功績
2 政治能力の欠如
第九章 東久邇宮内閣の実像
1 緒方書記官長が内閣を取り仕切る
2 困難にとまどい人気取り
第十章 東久邇宮内閣の行き詰まり
1 マッカーサー会見の虚実
2 仕事のない首相宮
第十一章 退陣後三カ月
1 元の生活への復帰と変化
2 戦争責任問題への不安と対応
第十二章 その後の人生
1 満たされない自負心と虚栄
2 「名誉回復」への動き
3 晩年の再迷走と「名誉回復」・一〇二歳の長寿
結 論 東久邇宮の実像
注
主要参考文献一覧
あとがき
人名索引
✦ Table of Contents
はしがき
皇室と東久邇宮家をめぐる略系図
凡例
序章 政治家・軍人皇族としての東久邇宮
1. 近代天皇制下の天皇・皇族の役割と東久邇宮
2. 本書の課題
3. 満州事変までの東久邇宮稔彦王の歩み
(1)
(4)
第I部 日中の緊張から日米開戦へ
第一章 対立するニ派から期待され揺れる
1. 自らの限界理解の甘さ
2. 日中戦争への態度
(1)
(2)
(18)
(40)
(62)
第二章 日米関係の悪化をみる
1. 宮の欧米観
2. 近年の日米開戦過程の研究状況(補説)
3. 日米対立を避ける最良の機会をなくす
(1)
(8)
(21)
(29)
(31)
(35)
(49)
(52)
(63)
(67)
(71)
(85)
(90)
第三章 日米危機回避の最後の試み
1. 近衛首相の日米交渉への期待
2. 気迫に欠ける東久邇宮
3. 日米関係の危機を誰が感知し得たか
(1)
(8)
(21)
(37)
(39)
(40)
(43)
(53)
(61)
第四章 日米開戦への道
1. 東久邇宮内閣への自負心
2. 日米開戦
(1)
(5)
(23)
(27)
(33)
(43)
(53)
第II部 アジア太平洋戦争下の揺れる態度
第五章 東条内閣の戦争指導と東久邇宮
1. 厳しい戦況認識とはっきりしない態度
2. 戦況改善の模索
3. 東条内閣打倒への行動
(1)
(15)
(25)
(42)
(63)
第六章 新しい戦争指導体制と講和の模索
1. 講和のための戦争指導
2. 講和模索のはかない動き
3. 陸軍省首脳の刷新構想
(1)
(7)
(11)
(26)
(38)
(52)
(54)
第七章 降伏への道
1. 繆斌工作
2. 「終戦」か「本土決戦」かの状況下で
(1)
(6)
(19)
(27)
(33)
(49)
(70)
(76)
(93)
第III部 戦後日本と自己イメージ創出
第八章 東久邇宮首相の功罪
1. 内閣の初期の功績
表8-1 東久邇宮稔彦内閣(1945年8月17日成立)
2. 政治能力の欠如
表8-2 東久邇宮首相が個別に4回以上会つたと日記に記載されている人物(電話での要談も含む)
(1)
(10)
(19)
(34)
(49)
(59)
第九章 東久邇宮内閣の実像
1. 緒方書記官長が内閣を取り仕切る
2. 困難にとまどい人気取り
(1)
(3)
(12)
(27)
(42)
(49)
(55)
(68)
第十章 東久邇宮内閣の行き詰まり
1. マッカーサー会見の虚実
2. 仕事のない首相宮
(1)
(5)
(20)
(26)
(43)
第十一章 退陣後三ヶ月
1. 元の生活への復帰と変化
表11-1 日記に見られる語学勉強の記述
2. 戦争責任問題への不安と対応
(1)
(4)
(22)
(31)
(44)
(61)
第十二章 その後の人生
1. 満たされない自負心と虚栄
2. 「名誉回復」への動き
3. 晚年の再迷走と「名誉回復」・一〇二歳の長寿
(1)
(18)
(24)
(37)
(50)
(59)
結論 東久邇宮の実像
注
序章
第一章
第二章
第三章
第四章
第五章
第六章
第七章
第八章
第九章
第十章
第十一章
第十二章
主要参考文献一覧
未刊行史料
刊行史料
新聞
単行本
論文など
あとがき
人名索引
あ
か
さた
なは
ま
やらわ
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