●血液型ABの男を捜し求め、数度の関係の後に姿を消した女●他人の子供を宿した女と、それを承知で出産後の離婚を前提に結婚した男●恋人とその叔母との異常愛を知って別れた女が、その男に再会●全く身に覚えのない行動調査報告書を妻に突き付けられた男●一度だけ関係を持った男と自分の娘が結婚――。短編ミステリーの名手が、男と女の別れをテーマに捻(ひね)る傑作集!
明日に別れの接吻を (光文社文庫)
✍ Scribed by 笹沢 左保
- Book ID
- 110839545
- Publisher
- 光文社
- Year
- 1987
- Tongue
- Japanese
- Weight
- 111 KB
- Category
- Fiction
- ASIN
- B009KZ5BHI
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✦ Synopsis
妻を陵辱した不良学生を殺した須賀原純は、将来を嘱望された若手官吏だった。情状酌量され、五年の執行猶予判決。それもあと11日で自由の身になる……旧友が突然来訪したのはそんな大事な時だった。「人を殺した。アリバイ作りに協力してくれ」――複雑な人間のもつれを鮮烈に捌き、アリバイ打破に新機軸をみせる傑作推理。
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