九度山に蟄居すること十四年。幸村のもとへ大坂入城を促す使者が訪れる。大坂冬の陣、佐助と才蔵は服部半蔵と智略を尽くした忍術合戦を繰り広げ、幸村は大坂城に砦を築き、獅子奮迅の活躍をみせる。そして夏の陣、和睦により裸城となった大坂城を出て、家康と刺し違えるべく本陣を目指した幸村率いる真田軍団。彼らを待つ衝撃の結末とは。強者に屈せず、義に生きた男たちのロマンを熱く描く傑作長編。
新装版真田三代記 (PHP文庫)
✍ Scribed by 土橋 治重
- Book ID
- 110777963
- Publisher
- PHP研究所
- Year
- 2015
- Tongue
- Japanese
- Weight
- 336 KB
- Category
- Fiction
- ASIN
- B00WHEJ9OA
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✦ Synopsis
「それがしはもと信州上田の城主真田左衛門佐幸村と申す者。ここにあってお首を頂戴いたそうと待っており申した」家康は顔色を変えた。もっとも恐れていた幸村が出たのだ。無言のまま、馬に鞭をくれて逃げ出した。(本文より抜粋)いかなる劣勢にあろうと、神算鬼謀を尽くして数万もの軍勢を翻弄した真田家の智将たち。武田家の興亡から天下分け目の関ヶ原合戦、そして運命の大坂の陣へと続く「昌幸・幸村・大助」三代の活躍は、天下に覇を唱えた信長をはじめ、最終的に江戸幕府を開いた家康など、時の権力者に立ち向かう“国民的英雄”を望んだ民衆により、“華々しい伝説”へと昇華していく。江戸の元禄期以降に書かれ、猿飛佐助・霧隠才蔵・三好青海入道らの奇想天外な活躍で明治から大正期にかけて爆発的な人気を呼んだ「立川文庫」真田編の“種本”となる『真田三代記』が、土橋治重の名訳で現代に甦る! 2016年大河ドラマの世界を愉しむ一冊。
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