あ、怪異が待ち伏せしている! 怪談ワークショップで集めた衝撃の体験談! 客と机を挟んで対峙して座り、乞われれば怪談実話を語り代金としてお金をいただく。 逆に客が体験談を語ってくれれば、その代金をお支払いする――イベントで行われた「怪談売買所」で語られた怪異の数々。 鏡越しに飛び降り自殺をした女と目が合って…「逆になる」、出勤途中に出会った見知らぬ女に大声で怒鳴られ続け…「人殺し」など、日常のふとした綻びに垣間見える恐怖、決して他人事ではない。
怪談売買録 嗤い猿 (竹書房怪談文庫)
✍ Scribed by 黒木あるじ
- Book ID
- 110777020
- Publisher
- 竹書房
- Year
- 2019
- Tongue
- Japanese
- Weight
- 534 KB
- Category
- Fiction
- ASIN
- B07YZ7J4MB
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✦ Synopsis
内容紹介
あなたの不思議な体験、買います――
これは市中で選り集めた、限りなく生に近い恐怖の実録である……
黒木あるじが地元・山形県でおこなったイベント「怪談売買所」。
集まったのは、リアルな日常の影から不意に姿を現したかのような怪談の数々。
大雨の夜、道に佇む母子を父親は車の荷台に乗せたが…「関山峠」、
山道で出逢った異形が放つ奇妙な声「嗤い猿」、
絶対に書いてはいけないと代々言われ続けてきた〈文字〉。それを記すと…「喪字」、
人が亡くなる前に訪れるのモノとは…とある地区の伝承を書き留めた連作「シンがきた」など73話を収録。
誰もが不思議な話や奇妙な体験談を持っている。もちろん、あなたも――。
解説/宇津呂鹿太郎
著者について
『怪談実話 震』で単著デビュー。
「無惨百物語」シリーズ、『黒木魔奇録』『怪談売買録 拝み猫』『怪談実話傑作選 弔』『怪談実話 終』など。
共著には「FKB饗宴」「怪談五色」「ふたり怪談」「瞬殺怪談」「怪談四十九夜」各シリーズなど。
小田イ輔やムラシタショウイチなど新たな書き手の発掘にも精力的だ。
近著に小説『掃除屋 プロレス始末伝』。
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