帝国海軍要塞艦隊3
✍ 林 譲治
📂 Fiction
🏛 実業之日本社
✍ Scribed by 林 譲治
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昭和18年1月、日本海軍の奇襲で壊滅的な被害を受けたエスプリットサント島では、復旧作業が急ピッチで行われていた。一方、ガダルカナル島を占領した日本軍は島の基地化を進めていたが、米海軍の潜水艦や駆逐艦からゲリラ的な砲撃を受け、完成の目処が立たなかった。そんな中、日本軍は二〇ミリ機銃を八門も持つ双胴機を作りだし、試験飛行中に南南東からガダルカナル島に迫ってきたB17編隊を見事撃退するのだった。日米海軍の一進一退の攻防が続く中、日本海軍はエスプリットサント島に第一〇戦隊24門、第一一戦隊32門、計56門の超速射砲砲撃による総攻撃を仕掛けようとするのだが...。
これは三次元(空間)と二次元(海面)の戦い、次元の違う戦いを米軍に見せつけてやるのです―軍令部次長の高橋三吉中将は、対米戦は、空母大国・日本VS戦艦大国・米国という構図で挑むしかない、と強く進言。ついに伏見宮博恭王は心を動かし、巨大戦艦二隻の建造中止にうなずいた。帝国海軍は、昭和八年から八年間かけて、世界に類を見ない“海空軍”への脱皮をはかり、決定版空母「慶鶴」を始め空母の大量建造と、艦上機の本格的な折りたたみ翼化を推進する。そして、昭和一六年一二月の開戦劈頭、連合艦隊司令長官の山本五十六大将は、八四〇機もの空母艦載機をたずさえて、ハワイ海域へと一気に軍を進めるのだった!