しまむらと付き合うってことは、うーん、まず、い、一緒に登校するとか……でいいんだよね……。でも、何時に迎えに行けばいいのかな。自転車どうしよう……しまむらは歩きだし……早く学校始まらないかな。安達と付き合うことになったけど……、何か今までと変わるのかなー。……安達は変わるんだろうか。でも、付き合うってどうすればいいんだろ。うーんよくわかんないな。大丈夫なのかね。お祭りでの告白から、彼女と彼女になった二人。夏休みも明けて新学期。これまでとちょっと違う高校生活が始まる。
安達としまむら9
✍ Scribed by 入間人間; のん
- Publisher
- KADOKAWA
- Year
- 2020
- Tongue
- Japanese
- Weight
- 609 KB
- Series
- 電撃文庫
- Category
- Fiction
- ASIN
- B08K3NL3YB
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✦ Synopsis
安達と出会ってからの一年が割と濃いから、過去が遠くなっているのを感じる。良くも悪くも、安達は印象的なので他の記憶を上書きしてしまう。わたしはいつか、安達との過去だけで埋め尽くされるのかもしれない。
私には思い出というものがおよそ欠けている。そして、私には今にしかしまむらがいない。少なくとも、今この時は。一年前はまだちゃんと覚えていて、そこにある。だから昔じゃない。私は、いつかしまむらと過去を過ごせるだろうか。
安達と出会う前のしまむらと、しまむらと出会ってからの安達。少しずつ何かが変わっていく。そんなお話。
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喧嘩の仲直りを経て、元の関係に戻ったかに見えた安達としまむら。しかし、安達のしまむらへの想いは、現状維持で満足することを許してくれず、流されるのでは無く、自ら先へ先へと進もうとしていた。「しまむら、遊ぼう!」「え、無理無理。お盆は祖父ちゃんたちの家に行くから」「そうなんだ……何泊?」「三泊四日の予定でございます」「じゃ、じゃあ。四日後、また来ても……」 「あー、じゃあ帰ったら電話するから」「待ってる」 しまむらを待ちきれず、電話とメールで連絡をしてしまう安達。そんな様子に、しまむらの中でも安達への想いが変わりつつあった。そして迎えた花火大会の夜。浴衣を身に纏い、お祭りの喧噪の中を歩く二人。安達
夏休みはしまむらと会えなくなる……お祭りに行ったり、プールで泳いだり、一緒にアイス食べたり、やりたいことがいっぱいありすぎて……そうだ、やりたいことリストだ! かきかきかきかき……。 夏休みはいいものだ。なにがいいって朝、無理して起きなくていい。でも、やることがなくて、時間が過ぎるのが遅い。安達は何をしてるんだろ。バイトかな。っと、電話だ。花火大会? 別にいいけど──。 安達としまむらの夏休み。去年とは少し違う、高校二年の夏休みが始まる。
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