軽井沢で偶然巡り会ったふたり。許されざる愛に苛立つ男は、六千万円強奪の企みを秘めている。深い官能に陶酔しながらも、女は男の疲れきった双眸(そうぼう)の中に、野望を垣間見た。幸福な結婚を望む彼女の前に、計画実行の日は刻々と迫ってくる……(表題作)。激しく燃える愛と人間の美醜を鮮やかに描き出した官能の美学!
十五階の地獄 (光文社文庫)
✍ Scribed by 笹沢 左保
- Book ID
- 110835712
- Publisher
- 光文社
- Year
- 1989
- Tongue
- Japanese
- Weight
- 102 KB
- Category
- Fiction
- ASIN
- B009KZ5BU0
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✦ Synopsis
美貌の若妻・津村三重子は、ホテルの部屋に突如、侵入した三人の暴漢に犯された。しかも、その鬼面をつけた一人の男は、彼女の八年前の過(あやま)ち、少女売春の相手だった。夫に知られることを恐れ、地獄の脅迫電話に呼び出されたホテルの15階の部屋。三重子がそこで目撃したものは!? 現代の性と犯罪を鮮やかに抉(えぐ)る愛欲サスペンス。
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