押し寄せる『迷宮草子』の怪異! 異形の同人誌は読む者を何処へ誘う!? ホラーとミステリが融け合う三津田信三の世界が忍び寄る。 謎と怪異は、同人誌『迷宮草子』から溢れでるように――。尚も読み進める三津田と飛鳥信一郎の周囲の異変は激しさを増していく。解き明かさなければ破滅が待つ。2人は“本”の恐怖から逃れることができるのか。最終話「首の館」の扉が開く。著者の綴る異界の源がここにある。驚愕のホラー&ミステリ完結編。
作者不詳(上):ミステリ作家の読む本
✍ Scribed by 三津田信三
- Publisher
- 講談社
- Year
- 2010-12
- Tongue
- Chinese
- Weight
- 316 KB
- Category
- Fiction
- ISBN
- 4062766213
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✦ Synopsis
虚構と現実が溶け合う恐怖!!
ふとしたことから入手した、同人誌、『迷宮草子』を2人は読み始めてしまった。『忌館』に続く“作家3部作”第2編、全面改稿されて文庫化!
杏羅(あんら)町――。地方都市の片隅に広がる妖しき空間に迷い込んだ三津田は、そこで古書店<古本堂>を見いだす。ある日、親友の飛鳥信一郎を伴って店を訪れた彼は、奇怪な同人誌『迷宮草子』を入手する。その本には「霧の館」を初め、7編の不思議な作品が収録されていた。“作家3部作”第2長編、遂に降臨!
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