包公説話の民衆文学としての特質を明らかにする。歴史上の人物である包拯に対して、民衆文学の中で特異な形象が創造され、小説・演劇を通じて全国各地に包公説話が伝播し、信仰対象に発展する様子を考察する。
中国古代都城の設計と思想: 円丘祭祀の歴史的展開
✍ Scribed by 佐川英治
- Publisher
- 勉誠出版
- Year
- 2016
- Tongue
- Japanese
- Leaves
- 324
- Category
- Library
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✦ Synopsis
日本の平城京や渤海の上京の模範となった唐の長安城のプランは、中国の伝統的な都城のイメージとは一線を画すものであった。唐・長安城のプランの淵源はどこにあり、それはいかなる意味をもつものだったのか。
漢から唐にかけて、都城の設計の起点が宗廟から南郊、円丘へと移っていく過程を検証し、唐・長安城の基本設計が北魏・洛陽城に始まることを明らかにする。
さらに、日本の藤原京から平城京への遷都と北魏の洛陽遷都および隋の大興城遷都との比較検討を通じて、古代東アジアにおける都城の理念を明らかにする。
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