おそらく、これが父の最後の映画。きっと家族で過ごす、最後の時間。俳優たちの台詞は演技か、真実か。――日本映画界を支えてきた名優・笠松市朗は、ろくでなしだった。そのせいで、家族は崩壊した。その笠松の最後の撮影がはじまった。共演者は別れた妻と息子、後妻の息子と彼の恋人、みな、かつて笠松が愛した家族だった。ひとつ屋根の下、それぞれが役者としての矜持を胸に秘め、父でもある笠松とカメラの前に立つ。彼らは「家族を演じる」ことで、再び家族に戻れるのか。虚と実の交錯する物語の幕が開く。連続TVドラマ「東京バンドワゴン―下町大家族物語」の原作者が描く、もうひとつの家族小説。解説:西山繭子。
インディペンデンス・デイ
✍ Scribed by 原田マハ
- Book ID
- 110767154
- Publisher
- PHP研究所
- Year
- 2010
- Tongue
- Japanese
- Weight
- 130 KB
- Category
- Fiction
- ASIN
- B0079A5RH0
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✦ Synopsis
閉塞した日常、退屈な仕事、つまらない男、結婚への焦燥……。
でも――。
顔をあげ、風を感じてごらん、世界はやさしく豊かだ。
親元から離れたい娘、スキャンダルに巻き込まれたニュース・キャスター、他人の幸せを見送る結婚式場で働く女性、夢にもがき、恋に悩む……
様々な境遇に身を置いた女性たちの逡巡、苦悩、決断を丁寧に切り取り描いた連作短篇集。
大人になって、知ってしまった。
社会に出て、知ってしまった。人生甘くないし、不公平だな、理不尽だな、ってことが、たくさんある。
いやになるくらい、落ち込んだり、あせったり、つまずいたり……。
でも、学んだことだってある。
人生に潔く向き合う気持ちがあれば、遠くまで歩いていけるんじゃないかな。
ふと振り返ると、ずいぶん歩いたな、という日がきっとくる。
大切なのは、「潔く向き合う気持ち」を忘れないこと。
読むほどに、元気になって、視線もグッと上がる1冊。
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