あちら側の存在である魔乖術師。それがこちら側へと顕在化するとき必然的に世界はゆがむ。ゆがみは弱い者を呑みこみ……。そこに待つのは死だけだ。そんなこと俺は理解していた。理解していたはずだった――。清夢騎人は魔宴に身を置きながら、学校に通い続けた。ある日の放課後、ナイトは幻惑を得意とする『偽』の魔乖術師と遭遇する。魔宴は魔乖術師がすべてを懸けて争うルールなき戦い。当然、何の力も持たないナイトの友人は格好の標的になり――!?
ぼくと彼女に降る夜3 フールジェスター~道化る愚か者 (富士見ファンタジア文庫)
✍ Scribed by 八街 歩; 深崎 暮人
- Book ID
- 110767942
- Publisher
- Kadokawa / 富士見書房
- Year
- 2011
- Tongue
- Japanese
- Weight
- 2 MB
- Category
- Fiction
- ASIN
- B009KZBOF6
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✦ Synopsis
「陣矢、あんたの敵だけは許さない!」杏子は悲しみの底にいた。陣矢を傷つけた相手を見つけ出し、復讐しなければこの気持ちは収まらない。その思いを実現すべく動き出す。一方ナイトは、小柄で痩せた体つきの魔乖術師の少女を前に困惑していた。「お兄さんと会えなかったら、埠頭に迷って身投げするしかなかったですよ」言動はボケボケ、薄い警戒心。彼女の過酷な生い立ちを知ったナイトは、救いたいと考えるようになっていた。杏子とナイトの思いが交錯するとき、死守してきた日常の崩壊が始まる――!
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