ある日、公園で運命の出逢いをしたデブ猫の「御子神さん」と共に、ねこカフェならぬ“ねこタクシー”を始めた間瀬垣勤。それまでの最下位が嘘だったかのように売り上げ成績を伸ばしていた。御子神さんとの共同作業で、様々なお客さんとの交流もでき、それまで仕事に対しても家族に対しても自信のなかった間瀬垣は、前向きになり家族からの信頼も日に日に得ていた。しかし、いいことばかりは続かない。急に成績を伸ばしたことから、成績の最下位争いをしていた同僚の女性運転手から不審な目で見られ、さらにはある日乗せたお客さんが“ねこタクシー”をブログに書いたことから、騒動になってしまう。会社で犯人捜しが始まり、さらには保健所から調
ねこタクシー [上] (竹書房文庫)
✍ Scribed by 永森裕二
- Book ID
- 110772455
- Publisher
- 竹書房
- Year
- 2009
- Tongue
- Japanese
- Weight
- 345 KB
- Category
- Fiction
- ASIN
- B00LN8JM0W
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✦ Synopsis
間瀬垣勤は、日本一人付き合いが苦手なタクシー運転手。
前職は中学教師。生徒とのコミュニケーション不全に耐えきれずに辞めた。同僚だった英語教師の真亜子と娘の瑠璃の3人暮らし。稼ぎも悪く、娘にもバカにされ、妻にも期待されていない。家で間瀬垣の居場所は年々無くなっていた。間瀬垣が仕事中にいつも時間を潰す小さな公園があった。今時見ない土管型の遊具のみが真ん中に置かれた、一日中日の当たらない空間。そこで間瀬垣は、運命的な出逢いをする。土管の中からじっと見つめる、何ともふてぶてしい目。でっぷり太ったおっさんのような猫。首輪には「御子神」と書かれていた。間瀬垣はそれから毎日その公園で御子神さんと会っているうちに、その何ともいえない風貌に心を奪われてしまう。そして、御子神さんと一緒にタクシー営業を始めることを思いつく……
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