音大のある静かな町に建つ瀟洒なマンションには、面接を経て選ばれた住人たちが暮らしている。この建物の主はある呪術的な仕掛けを施していた。やがて狂い始める日常。なぜだか『うしろ』が気になる……。
かげろう日記 (角川ホラー文庫)
✍ Scribed by 吉村 達也
- Book ID
- 110750014
- Publisher
- KADOKAWA
- Year
- 2003
- Tongue
- Japanese
- Weight
- 94 KB
- Series
- 角川ホラー文庫
- Category
- Fiction
- ASIN
- B00M3OF4SE
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✦ Synopsis
人は、いったい何のために日記を書くのだろうか? 大学時代の恋人・内藤茜を捨てた町田輝樹のもとに、差出人不明のノートが返送されてきた。表紙には茜の筆跡で『かげろう日記』。だが茜は、輝樹にふられた十ヵ月後に、不幸な事件で死んでいる。日記は生前の彼女が、やがてくる悲劇的運命も知らず、忘れられぬ輝樹への思いを綿々と書き綴ったものだった。それを読みはじめた輝樹は、日記が死の日に近づくにつれ、茜の存在を体感する恐怖に襲われていく。
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